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頭皮の構造と必要になる栄養

頭皮は表面を覆う表皮の下に、毛髪が横切る真皮であったり、毛根が存在する皮下組織が存在します。
表皮はその名の通り、頭皮の表面部分になる組織で、ここが水分を失うと乾燥して痒みやフケが発生しやすくなります。
また、頭皮の表面である頭皮は、外敵の侵入を防ぐバリア層でもあるので、育毛剤が浸透しにくい組織構造になっています。
つまり、髪の毛や汗は内部から頭皮の表面に出ますが、逆に外部からの侵入は許されないので、強固な守りと機能性を併せ持っているといえます。
比較的シンプルな表皮に対して、真皮は汗を生み出す汗腺を含め、
皮脂を頭皮表面に押し出す皮脂腺であったり、毛を逆だたせる筋肉等が複雑に存在します。

 

汗腺は温度調節機能の一つで、皮脂腺から出る皮脂と一緒に頭皮を覆ったり、汗を発散する事で体の機能が維持されています。
毛をたてる筋肉の役割は、主に寒い環境での体温維持で、
寒気を感じる時に毛を逆だたせる事により、頭髪のボリュームが増えて空気の層が頭皮を守ります。

 

勿論、毛が少なければ体温の維持は難しくなるので、必ずしも毛をたてる組織である筋肉を鍛えても、寒さが防げる保証はないと考えられます。
最も頭皮の奥深くにある皮下組織は、真皮と共に普段目にする事はありませんが、
髪を育てる大切な機能が集まる場所で、人になくてはならない層になります。

 

皮下では、毛の根元である毛根が血管から栄養の吸収を行い、栄養を蓄え育てる事で髪の成長を促します。
ただ、栄養吸収は毛細血管から行われるので、マッサージが強すぎたり、頭皮を爪で傷つければ栄養補給のルートが途絶えてしまいます。
髪を一生の友として大切にしたり、長く健康的に育てたいのであれば、優しくマッサージをして毛細血管の血流を促す事が大切です。
毛の健康を維持したい場合は、適度に運動して血管を太くしたり、細い血管に対しても栄養を送り込む必要があります。
更には、細胞の分裂と成長にバランスの良い栄養素が不可欠なので、健康的かつ偏りのない食事を心掛ける点も重要になります。
運動をしてかく汗には、老廃物や体に不要な物質が含まれるので、気持良く健康的な頭髪の維持が行えます。
体の内外から健康を考える事、これが皮膚や髪にとって欠かせませんし、日頃からケアを心掛けて取り組みたい部分になり得ます。
脳を守る頭蓋骨を覆う皮膚なので、
栄養補給や細胞修復の優先順位は低くなりがちですが、体全体の健康に取り組めば髪も元気に育ちやすくなります。